「幻想工房」の雑記帳。 管理人の頽廃的でデカダンな日々を赤裸々全裸に記録
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『信玄の戦略 組織、合戦、領国経営』 読了
2007-04-10 Tue 04:23
『信玄の戦略 組織、合戦、領国経営(柴辻俊六・中公新書) 読了
singen-strategy
コンパクトながら、甲斐国守護就任から西上までの信玄の業績を網羅
「風林火山」ブームに乗り、数多く発売された信玄関連の新書の中では、最もオーソドックスな構成で、隙がない。これまでは一律に「信玄の戦略」として彼の一生涯の事跡として扱われることが多かったが、永禄年間を画期(川中島戦後の体制立て直し 北進→西進政策への転換)として、信玄の戦略・統治にドラスティックな変化が生じていることを「はじめに」で記してある。その上で、領国の拡大戦略や合戦ではなく、信玄の拡大戦略や軍事力を支えた家臣団組織や領国統治策の変遷をメインとし、時系列上に章ごとにまとめる形式を取っている。
また、独立した章として取り扱うにはボリュームが不足している事柄に関しては、各章末に「コラム」形式で取り上げている。いわゆる「孫子の旗」や信玄肖像画の人物比定についてなど、いずれも短いが興味深い内容となっている。
信玄の業績について、遺漏なくかつストイックにまとめられた好著だと言えるが、当然マイナス面もある。まず、新書であるがゆえの全体的なボリューム不足。そのためともすれば事実の羅列に陥ってしまいがちな部分もある。また、第四章「家臣団の再編成」や、第五章「領国拡大と在地掌握」などについては特に、難解なタームをそのまま使って説明されている部分があり、ウェブ検索に頼らざるを得なかったことも事実である。新書というのは、該当分野に暗い素人・門外漢が読むことを全体に書かれている物が多く、そういう意味ではやや異色と言えるかも知れない。
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