「幻想工房」の雑記帳。 管理人の頽廃的でデカダンな日々を赤裸々全裸に記録
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「劇場版"文学少女"」鑑賞
2010-06-02 Wed 03:42
テアトル梅田で鑑賞
レイトショーなのに、料金が通常通りとか(-_-;
そして、短編「恋する乙女の狂想曲」(ななせ編)こみで¥2,000
・・・う~ん、ちょっとコストパフォーマンスは厳しかったかも知れないな~

どうでも良いけど、Loftに辿り着くまでが大変だった。
実は方向音痴。地形図読むのは得意だけど、地図無いと迷う
 梅田近辺は地下も地上もダンジョンだよ(違

で、上映開始5分前に劇場に到着。
観客は6名のみ ・・・上映開始1ヶ月が経過しているとはいえ寂しいな。
ちなみに、全員野郎
「ハルヒ」の時は女性が多かったけど、「文学少女」は女性にうけない?

さて、内容。
まず、ストーリーは「慟哭の巡礼者」ベース
これがそもそもの間違いだった気もする。原作ファンなら判って頂けようが、「慟哭の巡礼者」は「文学少女」シリーズの集大成なのだ。「死にたがりの道化」(竹田千愛)・「飢え渇く幽霊」(櫻井流人)・「繋がれた愚者」(芥川一詩)・「穢名の天使」(琴吹ななせ)、そして全編に通して影をちらつかせる「朝倉美羽」が、「慟哭の巡礼者」に収束していくのだ。既刊を全て活かしきった見事な構成。
逆に言えば、「慟哭の巡礼者」単体だと微妙な評価にならざるを得ない

・・・そういう事情があるので、原作ファンとしてはやはり微妙な評価になってしまう。
「換骨奪胎」とまでは言わないが、原作の良さをほとんど活かせていないかと。やっぱり、積み上げてきたものがないのが痛い。美羽の愛憎半ばする心葉への執着、琴吹さんの純真な恋心が暴走したツンデレっぷり、芥川くんとの友情、千愛の抱える深い絶望、そして遍く物語を愛する遠子先輩の"文学少女"ぶりが、どうも薄っぺらく感じてしまうのだ。
そして、何より心葉がとても優柔不断で情けない奴に見えてしまう
他、姫倉さん流人ほとんど台詞無し
特に流人くん。君、必要なかったんじゃ? と思えるくらいの空気っぷり。個人的には宮野真守の変態演技怪演に期待していただけに肩すかし感が半端ない。まぁ、芥川くんや琴吹さんもほとんど存在感を発揮できなかったけどな。あと、「B」設定無し黒豊崎を期待したファンは泣いちゃうだろ、これ

・・・要するに、「慟哭の巡礼者」のみ、というのは
「ハルヒ」に喩えるなら、ダイジェスト版「消失」を劇場アニメにしたようなものだ。
そりゃ、ガッカリするわ
そういう意味では、「死にたがりの道化」だけを映画化してほしかったかも。


他、作画が不安定だったのもマイナス要因。
深夜アニメなら充分なクオリティだが、劇場版としては微妙としか言えない。
また、HD画質だけど画面内の情報量が少なく画質の高さを持て余しているようにも感じる。というか、あの作画ならたしかにBlu-rayは不要だろう。DVDにしても大幅な作画修正が必要かもしれないが。
ただ、遠子先輩の作画は凄いんだわ。
先輩のアップとか素晴らしく作画が良い。遠子ファンなら感涙ものだろう

で、良かった点にも触れておこう。
物語のクライマックスにあたるプラネタリウムのシーンは、諸般の事情で物語的には盛り上がりがイマイチなのだが、ビジュアル的には非常に美しい。思わず溜息を漏らしたくなるほど。あとは音楽かな。公式HPでも流れているメインテーマをはじめ、音楽は秀逸だったと思う。サントラで何度も聴いているけど買って損なし。

そして、中の人たちの演技。
花澤遠子は予想以上に素晴らしく、入野心葉も思ったほど違和感を覚えなかった。
この二人の掛け合いがもっと見たかったよ。で、「これはないわ」と思っていた水樹ななせがすごく良かったので感激した。水樹奈々っていうとフェイトさんか檜原瑞生のイメージしかなかったので、ツンデレ少女にここまでマッチするとは思わなかった。まぁ、琴吹さんのツンデレっぷりは短編「恋する乙女の狂想曲」でしか発揮されないけど(^^;
ちなみに、公式サイトだとこんな感じ
nanase
・・・「ほのかな恋心」でコインコレクションは出来ないぜ(お

まぁ、一番のハマリ役は平野美羽だったけどな!
あれは凄い。
心葉への愛憎半ばした屈折した感情とか、女の子の嫌らしい部分とかが完璧に演技できていた。平野綾は、今後この方向性で頑張って欲しい。はじめて「ハルヒ」で聴いたときよりも、格段に演技が上手くなっている。あと、端役だったけど美羽ママもなかなか良かったかと。出番少なすぎたけど、美羽のおかれた家庭環境を少ない台詞でみごとに表現できていたと思う。

オススメ度は・・・ 正直、あまりオススメ出来ない。
狂信的熱烈なファンか、逆に「興味があるけど、原作未読」という人にはオススメ
公式サイトで情報さらっていけば、原作未読でも何とかなりそうだし。
逆に、原作でいろいろと知ってしまっている人だと、「俺のななせを返せよ!」とか、「美羽はこんな娘じゃない!」とかありそう。芥川くんとか流人くんのファンとかも要注意かな。特に流人はほとんど出番無し。そのへんを覚悟の上で、ってことになる。

ちなみに、DVDのみが発売予定になっている。
・・・が、俺は購入しないことにした。そのうちDVDが出るだろうし、短編を3本買うとなると流石に高すぎる。BD-BOXが発売されたら、短編も全部収録されそうな気がするので、気長に待とうかと。ただ、原作に思い入れのある身としては、何とかして欲しいのも事実。

 テレビシリーズとして「死にたがりの道化」から作り直してほしい
というのが正直な気持ち。
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