「幻想工房」の雑記帳。 管理人の頽廃的でデカダンな日々を赤裸々全裸に記録
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『四方世界の王4 あらゆるものの半身、月齢の30(シャラーシャ)』読了
2009-05-11 Mon 05:59
古代オリエント幻想創世記
『四方世界の王4 あらゆるものの半身、月齢の30(シャラーシャ)(定金伸治・講談社BOX)読了
sihousekai04
ついに激突!!
 「傭兵王」シャムシ・アダド vs 「天才」イバルピエル !!
何というか、主人公のナムルくん ヒロインのシャズ を押しのけて
 存在感を放ちまくるイバルピエル
いや、ナムルくんも母親が謎の自殺を遂げたりと、いろいろと不幸なのだが・・・

強大なアッシュール軍に立ち向かうため、イバルピエルは騎馬の活用を企図するのだが、馬の流通ルートはアッシュールに押さえられている。・・・と、このあたりから既に駆け引きが始まっており、まさに先の読み合い。作者が「刑事コロンボ」のごとく、とあとがきで書くだけの駆け引きの応酬は読み応えが充分。
p188あたり、凄まじい盛り上がりを見せてくれる。
覇王としてオリエント統一と、「四方世界の王」の座につかんと野望に燃えるシャムシ・アダドに、奇策を用いつつも敢然と立ち向かうイバルピエルが眩しすぎる。シャムシ・アダドと斬り結んだ時に見せた、イバルピエルの激情は実に人間らしい
作中の主要な登場人物たちはいぜれも大なり小なり「胞体」の使い手であり、「冥界」との繋がり故かいずれもどこか人間離れしており、感情移入しにくい部分がある。そういった登場人物たちと一線を画す、清々しいまでの「人間らしさ」を発揮してくれる。
また、そのイバルピエル王子の友情に対し、決死の覚悟で報いようとするイシュメ・ダガン王子の描写もなかなか良い。イシュメ・ダガンは武勇の人であったが、彼の代でアッシュールはオリエントの覇者の地位から転落することになる。それは、つまり彼が覇王たる器ではなかったということだろうが、そういう「凡人」である彼なりに少しずつ成長していく姿は、作中の主要な登場人物たちを押しのけ、非常に魅力的に映る。
正直、リム・スィーンとかより、全然魅力的だよなぁ~

両雄激突の間隙を縫って、シャズはシャムシ・アダド暗殺を狙うも不発
ここで、ようやくシャズの正体が より正確には「ハンムラビ王子との関係」が明かされる。
なるほど、3巻冒頭の「あのシーン」に無理なく繋がる。

ということは、ナムルくんの雌伏もいよいよ終了か?
とか思ったら、5巻発売延期の刑 ・・・勘弁して下さいorz
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