「幻想工房」の雑記帳。 管理人の頽廃的でデカダンな日々を赤裸々全裸に記録
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
『四方世界の王3 40(エルバ)の智は水のごとく流れる』読了
2009-05-11 Mon 05:27
古代オリエント幻想創世記
『四方世界の王3 40の智(エルバ)は水のごとく流れる(定金伸治・講談社BOX)読了
sihousekai03
シッパルの乱の決着
そして、エシュヌンナではイバルピエル王子と、イシュメ・ダガン王子が激突!
イッディンラガマールやウバルルムの株がストップ高の大暴騰!!
「最初に書くのそこかよっ!!」 というツッコミはなしで

シッパルに乗り込み反乱鎮圧を図るシャズ。
また、ハンムラビ王子として父王スィーン・ムバリットと知謀を競う展開はなかなか読み応えがある。前巻から続く「シッパル編」が決着するのだが、スィーン・ムバリットの疑念はよりいっそう深まった感があり、今後も「ハンムラビ王子の正体」が物語の鍵になってくるだろう。

ただ、より読み応えがあったのは
 エシュヌンナのイバルピエル王子 vs アッシュールのイシュメ・ダガン王子
だろうか。
シャズも魅力的だが、正直言うとアッシュールのシャムシ・アダド王も含めて作中のあらゆるキャラクターの中でもイバルピエル王子の個性は輝いている。「ジハード」シリーズのヴァレリー奔放な陽性人間にした様なキャラクターで、作者も喜々として書いている様子が容易に想像できてしまう。
史実においても武勇の人であったイシュメ・ダガンに対し、イバルピエルの繰り出す奇策に「それはないだろ」とツッコミを入れつつも、彼のキャラクターによって無茶な展開も許容できてしまうあたりが読んでいて非常に気持ちが良かった。

で、やっぱり影が薄いのがナムルくん。
いや、頑張ったよ。いろいろと体張ってるし、シャズのために成長しようとする心構えも素晴らしい。また、しっかりと地に足がついている部分があり、そんな彼の思考をもとにした地の文は読んでいて納得させられる部分も多い。
・・・が、総じて地味
シャズやイバルピエルをはじめ、シャムシ・アダドの変態娘エレールなど、強烈な存在感を放つキャラクターが多い中、ナムルくんが輝ける日は来るのか?
別窓 | ライトノベル | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<『四方世界の王4 あらゆるものの半身、月齢の30(シャラーシャ)』読了 | 「幻想工房」雑記帳 | 『四方世界の王2 あるいは50(ハンシュ)を占める長子』読了>>
この記事のコメント
top↑
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
top↑
| 「幻想工房」雑記帳 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。