「幻想工房」の雑記帳。 管理人の頽廃的でデカダンな日々を赤裸々全裸に記録
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『パーフェクト・ブラッド1 彼女が持ってるボクの心臓』 読了
2008-05-02 Fri 02:27
『パーフェクト・ブラッド 1 彼女が持ってるボクの心臓(赤井紅介・集英社SD文庫) 読了
perfect blood01
世界観や話の大筋は悪くない。
が、細かい部分で大味すぎるのが非常に残念。
魔法士の設定はライトノベルや少年漫画の世界ではありがちなパターンだけど面白いと感じたし、「原書」(オリジン)に連なる、体系だった様々な「魔導書」のアイディアはなかなか秀逸だと思う。それに絡んでくる世界的な大企業と魔法士の保安組織、そして敵対するテロ組織。主人公・裕樹の設定こそ凡庸だが、周囲にツンデレヒロインの透華や雪子、ロリコンの石丸など個性の強いキャラを配した上で、敵対する組織”アミュレット”や世界の謎に挑ませる構図自体は悪くないと思う。
また、裕樹と透華の組み合わせは実に上手いこと考えたな、と感心させられたくらいだ。
・・・が、そういった長所を打ち消しかねないのがストーリー展開が強引すぎる点か。
登場人物たちの絡みは非常に良いシチュエーションんで描けていると思うのだが、その場面に至るまでの過程がワンステップどころか、ツーステップくらい省略されている様に感じるのだ。つまり、読んでいてキャラクターたちの心情変化に読者がついて行けない部分が目立った気がする。著者の脳内では首尾一貫しているのかも知れないが、テキスト化してくれないと伝わってこないのだ。妄想力が人一倍逞しいことを自任する私でも補完しきれなかったので、普通の読者はついて行けないこと請け合いだ。
他にも、世界的大企業のはずの天宮財閥の警備体制がザル同然だったりとかいろいろと設定面でも難点がある気がするが、推薦者が私に勧めてくれた気持ちもよく判るくらい、捨てがたい魅力的な部分もある。長所・短所がはっきりしており、個別の評価は下しやすいのだが総合的な評価が難しい作品かもしれない
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