「幻想工房」の雑記帳。 管理人の頽廃的でデカダンな日々を赤裸々全裸に記録
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
『ラブ☆ゆう 4』 読了
2007-10-27 Sat 04:47
『ラブ☆ゆう 4』(七月隆文・集英社SD文庫) 読了
loveyou04
シリーズ第4巻
七月先生、未踏領域を爆走中?
これまで作品のクオリティは高かったのに人気シリーズに恵まれてこなかった七月先生。同一シリーズ4巻目を出版できたのは人気のある証だと思うので、ファンとしてはうれしい。 
・・・が、今回はちょっとギャグタッチな描写がやや過剰で、ちょっと厳しかったかも
ただ、このシリーズは基本的に記号的な萌え要素を満載したヒロインたちとの間にフラグが林立していく日常生活ニヤニヤしながら読み進めていくのが正しい楽しみ方だと思っているので、そういう方面の期待には十分に応えてくれる。そっち方面だと、前回からレギュラー入りしたナギサがかなり「黒い」キャラだったのが笑えたかな。
もともと変な癖がなくすっきりと読みやすい文章を書く作家なので、読んでいてもテンポが良くて安心できるのも大きなプラス要素だと言える。まぁ、戦車砲を「大砲」(ふつうは「主砲」と表記する)と書いてたりとかはご愛敬ということで
で、今回はいろいろとシリーズのターニングポイント目前っぽい雰囲気が漂っていた
 ・俊の様な存在は「クリエル」と呼称される
 ・撫子がロザリーとナギサの正体に気づく
など、これまでの「平穏な非日常」を壊しかねない要素がちらほらと
そして、今回のメインは"無窮の財産享受者"からの討ち手・朧との戦い
まぁ、俊も朧も「空想を現実化する」能力の持ち主同士なので、戦いの様相は自然と妄想合戦になっていくわけだが。ここでは、因果律に沿って「不思議の国のアリス」や「幸福の王子」など昔話や名作を土台として「無理のない範囲内でストーリーを改変しあう」バトルがなかなか小気味よかったかも。特に「ロミオとジュリエット」のラストシーンを改変するところとか、なかなか気に入っていたりする。
ただ、後半のメインをはっていたのは俊だし、ヒロインたちの中で存在感を放っていたのは撫子とナギサということで、ロザリーの活躍シーンはいまひとつ少なかったかも。その上、ロザリーが自分自身を創作物上の登場人物だと認識するなど、なかなか不穏な感じで幕を閉じている。次の巻は短編集的な構成になるそうだが、期待したい。

既刊
1巻 2巻 3巻
別窓 | ライトノベル | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<今日の散財 | 「幻想工房」雑記帳 | 『ゼロの使い魔外伝 タバサの冒険 2』 読了>>
この記事のコメント
top↑
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
top↑
| 「幻想工房」雑記帳 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。