「幻想工房」の雑記帳。 管理人の頽廃的でデカダンな日々を赤裸々全裸に記録
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『天空のアルカミレス V 聖婚の日』 読了
2007-06-19 Tue 03:20
『天空のアルカミレス V 聖婚の日(三上延・電撃文庫) 読了
tenkami5
シリーズ完結の第五巻
安定感があり、ほぼ全ての伏線を回収できているが・・・ どこか物足らない
ついにシリーズ完結。
・・・だが、何だろうかこの寂寥感は。
展開には大きな無理はない。いわゆる「伏線」もあらかた回収されており、相変わらずの構成力の高さ・安定した筆力が遺憾なく発揮されている。既刊のレビューを読み返してみても私の考察はおおよそ的中しているのが、それだけシリーズ作品として矛盾なく構成されている証拠と言えるのではないだろうか。玉石混淆のライトノベル作品の中では品質的には安定上位というのは大いに評価できる。ただ、逆に人気・セールス面ではライトノベルとしては苦しい作品の様に感じられる。
まず、今回は"テリオン"の幹部たちであるグロスマンやルスラン、レディ・バレットらとの最終決戦、ということで終始バトル中心の展開になっているのだが、これが拙かった。ストーリー展開に比してあまりにページ数が少なく、各キャラクターの心情描写がややなおざりになっている点は否定できない。これはキャラクターの魅力を前面に押し出すべきライトノベルとしては明らかに失敗。こちらも既刊のレビューを読み返してみて気づいたのだが、この巻では日向子・礼菜の心情描写がやや弱く、ストーリー展開を追うのに終始していたことを改めて感じさせてくれる。光っていたのは、毬子の心情描写くらいだろうか。友典と毬子の掛けあい部分を読んでいる時は、終始ニヤニヤしっぱなしだったかも知れない。もう、このツンデレめっ(意味不明

シリーズとしての設定も良かったし、日向子・礼菜を筆頭にキャラクターも悪くなかった。どう考えても、尺が足りなかった様な気がするのだが・・・ もう少し主人公・拓也の心情描写の配分を増やし、日向子・礼菜を含めた三人の関係を突っ込んで書けていればもっと多くのファンを確保できるシリーズになっていた気がするのだが・・・ ファンであるだけに残念で仕方ない。

既刊
1巻 2巻 3巻 4巻 完結
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